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赤坂整形外科

院長のオリジナルの考えをのせています。今までの考えを残してゆくつもりで筆を執りました。読み物だと思ってください。
<< 交感神経に対抗?する副交感神経 | main | リハビリテーションの3種類の考え >>
交感神経の活動を鎮める?治療がよい という話

お待たせしましたが、

交感神経で私が勝手に考えている、推測している話をまた続けます。

 

交感神経は、首(頚椎)〜背中(胸椎)〜腰下までの骨(脊椎と仙骨部分)の前方のすぐ傍に、上下につながって連続してあります。

そのうち、重要な個所は

横隔膜部分の背骨のほぼ中央部

骨盤(仙骨部)

 

で、

それぞれの部位の交感神経は連動して作用する

と考えています。

 

には

のど仏の左右に星状神経節という交感神経の大きな神経の幹(みき)があります。

この神経節のブロック注射、レーザー光線照射の治療は、痛みだけでなく、花粉症、胸のつかえ、動悸、アレルギーなどいろいろな症状の改善に効果があります。

神経ブロックを頻繁に行う先生は、この星状神経節のブロックをよく使われます。

 

背中の真ん中には、背骨の前方、横隔膜の下に、

内臓などに行く交感神経があります。胃腸のいろいろな症状や、背中の痛みに関与すると考えます。

横隔膜は、横隔神経に支配される筋肉の膜で、伸び縮みして、呼吸を補助して、胸郭や腹部を膨らませたり縮ませたりします。

横隔神経は、頚椎=頸髄(首の脊髄)の中央部分から出ていて、動かす方の脳、脊髄から指令を出す運動神経と、横隔膜から脊髄、脳へ指令を伝える知覚神経を共に含み、交感神経も含んでいます。

横隔膜が緊張すると、横隔神経を伝わって、首の脊髄に指令が伝わり、さらに上へ伝わって、脳幹部に伝わります。さらには脳に伝わって頭痛を起こします。

脳幹部からは、迷走神経といって、心臓、肺〜胃腸にまで行く神経が出ていて、これが反応すると、いろいろな 内臓の症状がでる 上、脳幹部自体が、自律神経のコントロールタワーですから、動悸、めまい、ほてり、など自律神経の調節が乱れる症状が出てもおかしくありません。

=連動して腹部の交感神経が緊張すると上腹部の筋肉が緊張したり、内臓にいろいろな症状がでる と考えます。

そして、

腹部にいろいろ診察所見が出て、それをもとに薬を処方するのが、漢方薬 と考えています。

20〜30年前までは、漢方薬は、何故効果があるのか、医学的な根拠がないため、信じる先生は少なかったのですが、実際に使ってみて、効果が出るとわかると、何故効果が出るのか不明な点があっても、現在はかなり使用されてきています。

私は、漢方は、この部分の交感神経中心に作用しているものも多い のではないか という考えです。

リコアというリハビリ器械は、座位で骨盤の上の腹部を圧迫するベルトタイプの装置です。この圧迫に対抗して、息を吸うことで、腹部を膨らませて=腹式呼吸 力を入れます。つまり、横隔膜の運動です。自分で強くへこませる運動がドローイングというリハビリで、そのアシストをするリハビリ器械です。

 

仙骨という骨盤の中には

下肢に行く神経の叢(くさむら)のような束があります。その中に交感神経もあり、骨盤の中や腰や下肢の痛みに関与すると考えます

関節運動学的アプローチという関節を動かして治す治療の、根本は仙腸関節に原因がある としています。そして、治療の初めにまず、この仙腸関節を動かして調節することから始める という考えです。

すべての痛みの原因は仙腸関節にあるとする、この考えは、医学的な確かな根拠?がないため、あまり普及していない 考えていますが、

私は、仙腸関節を動かすことで、仙骨の内部にある、交感神経の作用を調節して痛みを改善する と考えています。

貧乏ゆすりをする方は、座って緊張している時、+緊張して物事を行っているとき、自然に脚がゆすられます。座り方によっては、上腹部まで振動します。

これは、骨盤の中の交感神経を、股関節をゆする、連動して骨盤の中をゆすることで、交感神経の緊張を緩めている と考えるのです。

したがって、座っていて股関節をゆする運動も、骨盤内の交感神経の緊張を緩める作用があり、腰痛や、股関節痛を改善する作用があるのではないか と考えています。

プロテックという当院で腰痛の方に頻用しているリハビリテーションを行う器械は、まさにこれを利用している と考えます。

さらに、

認知症、あるいは、それに近い状態になっている高齢の方で、あまりうまく歩けなくなっている方が、歩行練習を行うことで、脳の機能も改善され、認知症の症状が改善された方が多数いらっしゃいます。

歩行するという事は、股関節、骨盤の中を動かすことになります。それにより、骨盤の中の交感神経がうまく調節されて、それに連動して、脳の機能まで影響するのではないか と推測します。

歩行する、ジョギングする は上記のような効果があると 考えます。

交通事故で、首周囲の痛みが出ている方が、ジョギングしたら、痛みがどんどん楽になった

例があります。

運動により、筋肉の血流量が増えて、筋肉の痛みが軽減した と考えますが、

それにプラスして、骨盤内の交感神経がうまく調節されて、それに連動して、首周囲の交感神経もうまく調節されて、痛みを抑える方向に働いた とも推測しています。

 

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