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赤坂整形外科

院長のオリジナルの考えをのせています。今までの考えを残してゆくつもりで筆を執りました。読み物だと思ってください。
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ときどき聞かれること
 今回から、腰痛に関連して、ときどき質問されることについて、私の考えを述べてみます。
前回、ベットの話をしたので、まず、それに関連して

37、布団は硬いのがよいのか、柔らかいのがよいのか

硬い布団(=せんべいぶとん)がよいのか、低反発ベットのような、身体のラインにあったベット(=柔らかいベット)がよいのか。

 昔から腰痛では硬いせんべい布団がよい と言われますが、そうとは限りません。低反発ベットのような、自分の体のラインに合う布団の方が楽な方もいます。おそらくこうだろうという私の考えを述べてみます。

 一般に、腰痛の方は、腰の前弯(反身)を強くすると、痛みも強くなるので、ひざを立てて、腰の前弯(反身)を取って、寝るほうが楽、さらには、横向きで、腰を丸めて寝るほうがさらに楽、です。これは、腰椎椎間板ヘルニアの方でも、腰脚症候群の方(腰椎以外の仙腸関節や大腰筋などの骨盤で痛みが出ている方)、でも同じです。

硬い布団で寝ると

柔らかい布団で寝ると

 姿勢性疼痛の方(=腰脚症候群の方 15、腰脚症候群の症状で述べました。)は、腰椎の前弯が強いので、硬い布団に仰向けに寝ると、図のように低反発ベットより、股関節が伸展する形になり、大腰筋が引っ張られて、痛みが強くなる可能性があります。仰向けに股関節を伸ばして寝ること自体が、大腰筋部分で神経血管が圧迫されて、痺れや、痛みが強くなる方が多いのです。特にこのような方は、脚を伸ばして仰向けに寝る恰好で、足背部の動脈の触れ方が弱くなります。(14、大腰筋ストレッチでも述べました)硬い布団に寝るときは、ひざを立てるくらいの、大きな座布団などを入れて曲げて寝る方が楽です。逆に、低反発ベットは、臀部の形を残そうとするので、結果として、前弯は残りますが、股関節がやや屈曲する余裕が出て、大腰筋の伸展は弱まるので、硬いふとんよりは楽なはずです。
 逆に、腰のヘルニア、脊柱管狭窄症などで、神経が圧迫されている方は、反身が強くなると、圧迫が強くなって辛くなる方が多いので、低反発ベットで反身(前弯)がそのまま残ると、辛い姿勢をとり続けることになりすので、より辛いということです。硬い布団ですと、臀部が強く圧迫されないように、腰の前弯を軽くして、脚を伸ばして腰が引っ張られるような形で寝ることが出来るため、柔らかい布団よりも楽になる と考えています。

 結論は、仰向けで寝ているとき、腰の前弯(反身)を残して、股関節をやや屈曲した位置に保つ方が楽か、腰の前弯(反身)を軽くして、股関節を伸ばした位置にした方が楽か で決まるのではないかと考えています。
| 腰痛 | 17:41 | - | - | - | - |