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赤坂整形外科

院長のオリジナルの考えをのせています。今までの考えを残してゆくつもりで筆を執りました。読み物だと思ってください。
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私の薦める治療
トリオ治療器には、こんな効果があった!!4

開業してから、驚いた例です。

59、仙骨部硬膜外ブロック注射を避けられた!!

 この神経ブロック注射(ホームページも参照してください)は、うつ伏せになっていただいて、尾てい骨のすぐ上から打ちます。(赤矢印2)図のように通常はそこに穴が開いていて、腰椎の神経の通り道である脊柱管に通じています。直接、神経の周りの硬膜外に注射液を入れることが出来るため、効果が高い上、麻酔薬を薄めて注射するので、神経が麻痺して下肢が脱力することもほとんどなく、通常15分ほど休めば帰宅できます。ただし、この穴がふさがっていて、注射できない方がまれにいます。(通常、高齢の方) また、穴がわかりにくく、うまく硬膜外に入らない方もしばしばいます。また、高齢の方で、脊柱管狭窄症(=下肢に行く神経の通り道が狭くなっている)が強いと、薄めたとしても麻酔薬を入れますので、神経が麻痺して下肢が脱力し、1〜2時間休まないと帰れない方もいます。それでも痛みを取る効果が非常に高いため、しばしば、整形外科の外来で行われます。
 前回、注射の前にトリオ治療を行うと、皮膚に麻酔がかかって、注射のときの痛みが少しは楽になる とお話しました。ブロック治療の前にも施行してみました。特に、仙骨部ブロックは、急に出現した、激しい腰痛に非常に有効なのですが、注射時に非常に強い痛みを伴うことがあります。(あまり痛まないこともあります。)そこで、トリオ治療を行ってから、施行しているのですが、激しい痛みは、半分ぐらいになる印象です。

 電極は図のように、尾てい骨のすぐ上の注射する箇所をクロスで囲むように装着します。左側の臀部や、右の下肢が痛くても、電極を装着する場所は痛む場所と関係なく図の場所(尾てい骨を中心にした中央部)です。10分通電するのですが、それにより、急に楽になって、来院されたときのあの激痛はどこに行ったのかという方が現れました。痛い注射をしないで済んだのです。それ以来、このトリオ治療を施行した後、必ず起き上がっていただいて、痛みがどのくらい楽になっているか確認するようにしています。少なくても激痛を取る作用はあり、10人に2人ぐらいは、注射を避けられることがわかってきました。
 なぜ、これほど痛みが取れるのか、実は詳しいことはわかりませんが、仙骨部には、自律神経が集まっていて、そこに作用するのではないかと勝手に推測しています。自律神経は自分でコントロールできない、心臓、呼吸、消化機能などを支配していて、作用が相反する交感神経と、副交感神経があり、バランスよく働いています。自律神経の作用が乱れて、バランスが悪くなり、交感神経が副交感神経よりも強く作用するときに、痛みを伝える神経にも影響を及ぼして、痛みに敏感になると考えています。この治療で自律神経の作用を整えることにより、痛みに過敏になっている部分を改善するのです。したがって、この治療で痛みが楽になる方は、痛みに敏感になっていて、強い痛みを感じている状態の方 と考えています。言い換えますと、この治療で楽になる方は、実際に椎間板ヘルニアがあって、それに見合う痛みが出ている方よりも、強く痛みを感じていて、余計に痛がっている方 と考えています。=痛みは気からになっている状態の方。別の診方をすると、腰から下肢にかけての痛みに関しては、実際に椎間板ヘルニアが急に生じて神経に触り、激しく痛がっているのか  ヘルニアはひどくないのに、痛みに敏感になっていて、激しく痛がっているのか  区別が非常につきにくい と言うことです。
| 私の薦める治療 | 08:53 | - | - | - | - |