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赤坂整形外科

院長のオリジナルの考えをのせています。今までの考えを残してゆくつもりで筆を執りました。読み物だと思ってください。
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腰痛でわかってきたこと
 しばらくぶりで、腰痛に関連する話にもどしてみます。年を取ると、腰痛の原因として考えておかなければならない、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の話をしてみます。しばらくの間、お付き合いください。

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の話1

 =骨が弱くなると何がよくないかという話です。

 整形外科は、ベットを持たずに医院として開業したら、通常手術はしなくなり、整形内科となります。年を取った方が大勢来る医院(ほとんど年を取った方しか来ない医院)では、骨粗鬆症の治療がメインとなります。悪く言えば、骨粗鬆症の治療しかない ということになります。 ・・・だから、力が入ります。

64、骨粗鬆症とは何ぞや

 骨は年齢とともに弱くなります。これは当たり前のことで、病気ではないのですが、骨が年相応よりも弱くなり、ある一定の強さ以下になった状態を骨粗鬆症と言います。骨が弱くなること自体は、直接命にかかわるものではありませんし、自然の現象だといわれれば、その通りで、昔は病気とみなされませんでした。しかし、最近は寿命が延びたため、=他の内臓が丈夫なため、骨だけが弱くなったときの状態、症状?が障害になる方が多いのです。そこで、年齢別の骨密度、骨量の平均を調べて、基準を設けて、それより低い方を、病的と診断して、治療の対象にしました。以前は、よく年寄りで、腰がひどく曲がっている方を見かけましたが、これは、骨粗鬆症により、脊椎の骨の前の部分がつぶれて、背骨が曲がってきたためです。最近はこのような方が少なくなりました。食生活が豊かになり、栄養状態がよくなったこと などに加えて、骨粗鬆症という考えが広まってきて、姿勢を気にしているのではないでしょうか?


 まず、骨が、身体を支える役割していて、弱くなったら壊れやすい=骨折しやすい ことは誰でも理解できると思いますので、骨の構造を簡単に話します。
 骨の構造は、外側の硬い骨皮質内側の比較的柔らかい海綿骨から成り立っています。骨粗鬆症では、このうち海綿骨部分の強さが注目されます。骨量、骨密度などの骨の強さは、海綿骨で測定します。 が、手の骨(中手骨)で測定する方法は、外側の骨皮質の厚さも測定できます。海綿骨が弱くなっても、外側の皮質が厚く強ければ、骨折などの損傷は受けにくく、よいのです。実際、海綿骨が弱くなっている方は、皮質も薄く弱くなっている とは限りません。しかし、皮質が厚く強いところは、長い骨の中央部分なのです。現実に転んだりして、骨折を起こしやすい部分は、脊椎や、長い骨の端の部分にあたる大腿骨の股関節部分、前腕骨の手首の部分、上腕骨の肩の部分などです。これらの部分は、もともと皮質が薄く、海綿骨で支えている構造ですので、やはり、海面骨の強さが重要だということになります。

 次に、骨の機能は、支えることだけではなく、血液を造っています。骨は硬いので、石の様に思われるかもしれませんが、生きている組織ですので、常に造られて、壊されています。この造られる方が壊れる方よりも少なくなっている状態が続くと、どんどん骨が弱くなります。一般に壊されている方が、造られる方より、期間が長い(=どんどん壊れ続ける)ので、造られる方と、壊れる方が、ともに低下しても、(年とともに低下するのは当然ですが、極端に低下してる方がいます。)壊れる方がより強くなり、骨粗鬆症になるのです。このような方は、骨の活力が弱くなっていて、血液を造る力も落ちて、貧血になっている方もいます。したがって、骨を壊す方を抑えれば、造られる方を促すより、より効果的に骨が弱くなることを防げる、場合によっては、骨を強くすることが出来る と理解してください。

難しく話してしまいました。
もっと簡単述べます。
 骨が弱くなると、姿勢が悪くなる。骨折しやすくなる。
 骨は造られては、壊されている生きている組織で、壊れる方が強くなると、骨がどんどん弱くなるので、壊れる方を抑えることが、重要だ。

今回は、今後話してゆく主な項目のみ挙げます。

骨が弱くなる原因は。・・・ないことが多い。
骨が弱くなっている時の症状は。・・・症状として出ないことが多い。
 痛みとしては、腰から下半身に出やすい。しかし、実際は、骨粗鬆症の痛みかどうか判断することは難しい。
骨が弱くなっても、筋力でカバーできる。
やせている方は、筋力もないので、より骨折しやすい。
骨が弱くなって、筋力も落ちれば、行き着くところは、歩けなくなる。
骨を強くするのは、カルシウムの補給だけでは駄目。
| 腰痛 | 18:01 | - | - | - | - |