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赤坂整形外科

院長のオリジナルの考えをのせています。今までの考えを残してゆくつもりで筆を執りました。読み物だと思ってください。
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私の薦める治療
81、簡易テーピングを行い始めたきっかけ

 装具の代わりにこのテーピングを とお話してきましたが、きっかけは、装具の代わりに考えたわけではありません。結果として、装具の代わりになったのです。

 テーピングというと、テーピング法の知識を持った方が、きっちり行い、次に来院するときまでは、そのまま 固定し続けて、自身や家族では取替えられないものというイメージがあります。簡単述べますと、アンダーテープという下敷きを巻いて、アンカーテープを巻いて、テーピング理論にのっとって、テープ固定を行い、場合によってはさらに上にテープを巻くという、時間がかかる手技です。開業してから、もっと簡単に時間をかけずに、固定するだけでも違うのではないか という考えで行い始めたのが、簡易テーピングです。足の捻挫の場合が多いので、まず、足で行ってみました。
それまで、足の捻挫の固定には、軽いものには、弾力のあるやや厚めの弾性包帯で巻く、ひどいものは、既成の装具を着ける、靭帯が切れていると考えられるほどの重症の場合は、ギブスを巻く、でした。簡易テーピングで使うテープは、シップや、ガーゼを貼るときに使う、伸びるテープです。これですと、皮膚に直接止められますから、丁度、シップを止める感覚で行うことが出来る上、ただシップを貼るよりは、制動力、サポート力が出ました。次に、患者さん自身にまねをして1日2〜3回シップを替えるように取り替えてもらいました。これですと、風呂に入るときははずしては入れます。それでも、ただシップを貼るよりは、よい結果が出ました。
 そこで、どんどんいろいろな部位に行ってみたのが、この誰にでも取り替えられるテーピングです。神経質になってきちっとその通り行わなくてもよいです。なんとなく真似して取り替えるように指導しています。少しぐらい違ってもよいというつもりで行えば、誰にでも出来るのです。

このテーピングの他の利点
 自身や、家族で取り替えられますので、必要なときだけ固定できます。例えば、外出するときだけ、学校に行くときだけなどです。
 かさばらないので、靴下がそのまま履ける、靴が履けます。手に行えば、手袋がはめられますので、水を使うことも出来ます。
 伸びるテープを使いますので、引っ張り挙げることが出来、重力に対抗して、肩を吊り上げるようなことも出来ます。肩が痛いときなど、吊り上げるように腕を引っ張って固定するだけでも楽になります。筋肉を緩めることも出来ます。ふくらはぎの筋肉損傷でも、引っ張りあげたり、横方に引っ張って緩めるだけで、効果があります。キネシオテープを少し強くしたイメージのテープです。
 皮膚に密着させますので、装具やギブスのように固定しているものの中で、足が動く=遊びもありません。そこで、装具や、弾性包帯の下に行い、足などが動く遊びをなくして使うと、より効果的です。

欠点 
固定力は従来のテーピングよりは、はるかに落ちます。最初は1方向で行っていましたが、2方向、3方向と別な方向に固定を加えていくと固定力が増します。同じ方向でも、テープの本数を増やすと、固定力が増します。
足などの捻挫のひどいものには、このテーピングの上に、従来の弾性包帯を巻き、2重固定にしています。
 皮膚に直接つけると、どうしてもかぶれる方が出てきます。そのような方や、皮膚があまり強くなく、かぶれそうな方には、従来のテーピングのときに使う、アンダーテープを巻いてから行うようにしています。
 慣れるまでは、自身で行うのは、かなりやりにくいです。慣れているお子さんなどは、スポーツする前に自分で止めてから行っています。最初は、家族の方に手伝ってもらったり、すべて行ってもらうほうが、楽でしょう。
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