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赤坂整形外科

院長のオリジナルの考えをのせています。今までの考えを残してゆくつもりで筆を執りました。読み物だと思ってください。
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コーヒーブレイク
今回は、全く医療とは関係ない話です。

99、受験シーズンが終わってふと思う

 自分には、受験をする子供がいるわけではないのですが、職員のお子さんや、自分の甥が、受験でしたので、感じたことを述べてみます。
 母親の中には、お子さんが、受けた学校すべてに落ちて、その場で失神した方がいたとも聞きましたし、めまいなどの自律神経に不調をきたした方もいました。出来れば、希望のところに受かることが一番ですが、試験は振り落とすためにある のです。

 私自身は、中学受験をして、私立校に受かったのですが、今、年を取ってみて、こうではないかと思うところを述べてみます。

見極めが肝心
 自分のお子さんが、どれだけ出来るのか、頭がよいのか、見極めが、肝心です。
 頭のよさは、理解力、記憶力、そしてとっさの判断力(=気転が利く)と感じています。
 このうち、学力、勉強が出来る につながるのは、理解力、記憶力と考えています。とっさの判断力など、私にはあるとは思えませんので。気転が効いて、うまくその場を乗り切れる方は、非常に頭がよいと感じてしまうのですが、そのような方が、必ずしも学力(学歴)があるとは限らないのです。
理解力(物覚えのよさ)は重要だと今も感じています。共に仕事をしていて、私の言うことが理解できない、理解することに時間がかかる方が確かにいるのです。一方では、一言、言うだけで、私の意図することまで、わかって行動できる方もいます。
 記憶力、これは、若いうちは、あったほうがはるかに得です。一度、目や耳からから入ったことを覚えていられると、後からあまり勉強しなくても、できると言うことになります。記憶力は、年を取るとともに、薄れていくに決まっています。私が、記憶力がよかったのは、小学校の時までのようです。当時の中学への進学塾は、日進と、四谷大塚が、2大巨頭でした。その2つの塾に入るための塾がまたある状況で、私が行ったのは城南能率と言って、攻玉社(こううぎょくしゃ)中学高校(当時は無名でしたが、今は進学校で有名なようです。)の中で行っておりました。その塾でやったことを覚えていて、その知識だけで、日進に受かって、通っていた記憶があります。中学、高校、大学と進むにつれて、頭の中にもやがかかるように、記憶力が落ちていったと感じております。
 自分のお子さんが、どれだけさえているのか、出来るのか、見極めが肝心です。
 そして、一番頭がさえている時が勝負です。幼稚園の時に、この子出来ると感じたならば、小学校受験をさせるべきです。小学校高学年になってから、頭がさえだしたら、中学受験をさせるべきです。

頑張らないこと
 何年間も、勉強、勉強と、頑張らせ続けると、どこかで力がつきます。力が尽きないようにどうすればよいかと言うと、強いモチベーションがいります。幼稚園、小学生には、これは無理と考えます。
 頑張っていると言う感覚がなければ、続けることが出来ます。楽しいと感じているなら言うこと無しです。私は、中学校受験を頑張ったと言う記憶がありません。城南能率の塾には、長い休み時間があって、そこで、みんなと、酒蓋(メンコの代わりにひっくり返して取り合う)、ドッジボールをしたり、鉄棒や、テニス(一学年上の先輩で、攻玉社中学に入った方がいて、軟式テニス=今はソフトテニス?をやらせてもらいました。)校舎の鴨居のところまで、ジャンプして届く競争をしたりして、おかげで、非常に身が軽くなり、足も速くなりました。いわば、遊びに行っていた様な感覚でした。日進のテストもろくに勉強せずに受けていましたので、その塾でやったことのある問題が出ると、非常に点数がよくなる、知らない問題が出ると、落ち込むという繰り返しでした。
 受験に頑張ったと言う記憶がなければ、その後頑張ることができます。おかげで、中学、高校と、成績がよく、運よく医学部にいけました。しかし、高校2年の時に医学部を目指すと決めてから、頑張ってしまい、医学部に入ってからは、気が抜けたように勉強もあまりせずに、クラブに3つも入って成績は、超低空飛行で、進学ぎりぎりの点数で5年間やってきてしまいました。6年目になって、これはイカンと思い、必死に国家試験の勉強を中心にまた頑張ったため、医者になってから再び頑張れずに、最初の2年間ぐらいは全くの駄目医者でした。
 要は、人間頑張ると、どこかで休みを取らないと持たないということです。
 モチベーションは、というと、その学校に行けば、大学まで受験なしでいけるとか、皆の行く公立の学校に行きたくない などで充分です。ただ、これは、受験する本人が思わなくては駄目ですので。この最低限のモチベーションもないようですと、やる気無しとなってしまいます。

ある程度のチャレンジ精神
 これも重要です。絶対受かると言うところを受けると、案外落ちてしまって、ガックリ来て、挫折を味わいますが、もともと、無理ではないかと言われるところを受ければ、受かった時の喜びもひとしおですし、落ちでも、諦めがつきます。人生すべてチャレンジ精神です。ただ、無謀なチャレンジは駄目です。あくまでも可能性があることをチャレンジするのです。私も、この中学は無理ではないかと担任の先生に言われていたのですが、受かりました。医学部も自分では無理かなと思いましたが、いけました。

向き不向きがある
 これは見極めの中に入りますが、問題の傾向で、自分に向いているかどうかを判断します。中学受験ぐらいになると、これは本人が一番わかると思います。当時は、御三家と言われる、武蔵、麻布、開成は、東大受験問題傾向の、難解な問題が、少数出ます。(算数)ところが、慶応は、少しひねった問題がたくさん出ます。私は、難問には、全く歯が立ちませんでしたし、慶応よりレベルが下と言われた学芸大、駒場東邦の入試問題より、慶応の問題の方が自分にあっていて解き易かったのです。自分がどの問題に向いているか、判断し、向いているところを受けることが一番なのだと思っております。

 受験のことを元に勝手な意見を述べてみましたが、これら、すべて人生に共通することではないかと感じております。
| コーヒーブレイク | 08:36 | - | - | - | - |